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ソックヤーンの手染めについて

ソックヤーンの手染めについて

ソックヤーンの染色は、キッチンで気軽にできるので最近人気です。染めるための糸は、白色の糸ではなく、熱処理をしていない染色用の「生地糸」を使います。amuhibiでも手触りのいい高品質の生地糸のお取り扱いをはじめました。お客さまにご説明するために、さっそく本を取り寄せたりyoutubeを見たりと、私も休日を使ってソックヤーン染めを楽しみました。結論から言うと、神経質にならなくても、ちゃんと染まるし色落ちもしなくて、意外にキッチンも汚れず、あっという間にいくつも染めることができました。メルマガを購読いただいているみなさまに、私が試した染め方をご紹介したいと思いますので、ぜひ試してみてください。自分で染めた糸で編むのは、格別に楽しいですよ。 必要なもの●染料:ウール用染料(酸性染料) 私が使った染料→みやこ染め コールダイオールECO●酢●染色用の鍋 ・カセを広げて2色以上で縞状に染める場合はフライパンを。大きなホテルパンはカセを広げられて便利です(IHでは利用不可) ・1色で染める場合は深めの鍋を染めるための鍋は、かせ糸が完全に水に覆われ、自由に動けるような大きさが必要です。使いたい鍋に乾いたかせ糸を入れてみて、糸の高さの2倍の深さプラス数センチの余裕があるか確かめてみましょう。段染めにする場合は、輪になったかせ糸を広げられる、広いホテルパンが便利です。ない場合は古いフライパンを染色用にしても。●100均で揃えられる道具たち ・染水を作る容器  計量ポット(500ml) ・染水を入れる容器(2色以上で染め分けるとき)  →フレンチポット(ダイソー350ml)  →オイルボトル(セリア250ml) ・計量スプーン ・おしぼりorタオル ・小さめのバケツ(酢に浸す用) ・トング ・温度計(あれば便利) ・ロート(あれば便利) ・ビニール手袋 ・汚れてもいい服装料理で使う道具が多いですが、一度染めに使ったものは、料理には使わないでください。染料は化学薬品なので、道具は染め専用に揃える方が安心です。食用色素で染める場合は共用でもかまいません。 1色で染める。1.生地糸を酢水に浸けます。ウールは繊維に油分を含んでいるので、乾いたままだと液体を弾いてしまいます。染料が繊維の中までスムーズに染み渡るように、あらかじめ酢水に浸けて馴染ませておきましょう。酢は普段お使いの穀物酢でOK。水2リットルに対して10ccくらい入れます。30分ほど浸けたら、いったん鍋から出して水気を軽く絞っておきましょう。2.染色水を用意します。糸を酢水につけておく間に、染色水1カップを用意します。染料は、色や会社のブランドに関係なく、水1カップに対して染料を小さじ1杯の割合で溶かします(これを基準にもっと薄く、とかもっと濃くなど、ご自分で調整しても構いません)。染料の粉を吸い込まないようにマスクを、手を汚さないようにビニール手袋を着用しましょう。計量カップ(500ml)に酸性染料粉末を小さじ1杯入れ、少量のぬるま湯を加え、粉末を溶かすようによく混ぜます。1/2カップの熱湯を注いでよく混ぜた後、1カップになるまでぬるま湯を加え、さらによく混ぜ合わせます。染料を何種類か混ぜ合わせて好みの色を作る場合は、それぞれの色の染色水をまず容器に作ってから、少しづつ混ぜ合わせて色を作っていきます。実際の色味はふきんやタオルに色を少し垂らしてみると、繊維を染めた時の色がイメージしやすいです。3.染めましょう。染色水の用意ができたら、鍋に2リットルの水を入れ、用意した染色水を入れてよくかき混ぜます。そこにねじりを解いたかせ糸を入れます(結んである糸はそのまま)。コンロに火を入れゆっくり少しづつ温度を上げていきます。火力を調整しながら、ゆっくりとした煮沸を維持します(90~95度くらい)。色ムラをなくすために、トングなどで鍋の中のかせ糸を静かに動かし、染液を循環させます。鍋底に長く置いたままにすると、染料の吸収にムラがでるので気をつけましょう。濃淡を楽しみたいならそんなに気をつけなくてもいいかもしれません(電気コンロの場合は95℃に設定します)。ぐつぐつと煮立ってくると、染料が糸に染着して、水の色が透明に近くなるはずです。それを確認できたら、火を消して自然に温度が下がるのを待ちます。ゆっくりと温度を下げないと、糸が硬くなるので、鍋はコンロの上に置いたまま、自然に熱が下がるのを待ちます。ゆっくり温度を下げた糸は、乾燥後にウールがふわりとふくらみます。4.乾燥させましょう。手で触れるくらいの温度になったら、ぬるま湯で洗います。ウール用洗剤は必要ありません。手で絞った後吊り下げて陰干しします。段染めに挑戦! 1.は1色染めと同じです。2.染色水と糸を用意します。お好きな染料を2色用意します。糸にスペックル(色の粒々)を入れたい場合は、そのための染料も計量スプーンに小さじ1くらいとっておきます。それぞれ小さじ2を水2カップで混ぜておき(混ぜ方は1色の時と同じ)、ドレッシング入れ(もしくはオイルボトル)にロートを使ってそれぞれ移します。浸けておいた糸を軽く絞り、鍋に楕円状になるように入れて、ヒタヒタくらいの水を入れます。3.染色水を染め分けます。最初の色を染めます。縞々になるよう、ボトルの中の染料を毛糸に染ませていきます。表面だけではなく、中にも染み込むように(この時あまり大きく糸を動かさないように)。コンロに火を入れて温度をゆっくり上げていき、鍋の水が小さく震えて色が透明になったらトングで裏返し、同じように裏側も染めていきます。水の色が透明になったら2色目を同じように両面染めます。4.スペックル(粒々)を散らそう。スプーンですくっておいた染料の粉を、少しづつカセ糸の上に散らします。この時、粉が溶けずに糸に定着するまで、糸や水を動かさないように気をつけます。染料が糸に染着して、水の色が透明に近くなったのを確認できたら、火を消して自然に温度が下がるのを待ちます。ゆっくりと温度を下げないと、糸が硬くなるので、鍋はコンロの上に置いたまま、自然に熱が下がるのを待ちます。ゆっくり温度を下げた糸は、乾燥後にウールがふわりとふくらみます。4.乾燥させましょう。手で触れるくらいの温度になったら、ぬるま湯で洗います。ウール用洗剤は必要ありません。手で絞った後吊り下げて陰干しします。

ソックヤーンの手染めについて

ソックヤーンの染色は、キッチンで気軽にできるので最近人気です。染めるための糸は、白色の糸ではなく、熱処理をしていない染色用の「生地糸」を使います。amuhibiでも手触りのいい高品質の生地糸のお取り扱いをはじめました。お客さまにご説明するために、さっそく本を取り寄せたりyoutubeを見たりと、私も休日を使ってソックヤーン染めを楽しみました。結論から言うと、神経質にならなくても、ちゃんと染まるし色落ちもしなくて、意外にキッチンも汚れず、あっという間にいくつも染めることができました。メルマガを購読いただいているみなさまに、私が試した染め方をご紹介したいと思いますので、ぜひ試してみてください。自分で染めた糸で編むのは、格別に楽しいですよ。 必要なもの●染料:ウール用染料(酸性染料) 私が使った染料→みやこ染め コールダイオールECO●酢●染色用の鍋 ・カセを広げて2色以上で縞状に染める場合はフライパンを。大きなホテルパンはカセを広げられて便利です(IHでは利用不可) ・1色で染める場合は深めの鍋を染めるための鍋は、かせ糸が完全に水に覆われ、自由に動けるような大きさが必要です。使いたい鍋に乾いたかせ糸を入れてみて、糸の高さの2倍の深さプラス数センチの余裕があるか確かめてみましょう。段染めにする場合は、輪になったかせ糸を広げられる、広いホテルパンが便利です。ない場合は古いフライパンを染色用にしても。●100均で揃えられる道具たち ・染水を作る容器  計量ポット(500ml) ・染水を入れる容器(2色以上で染め分けるとき)  →フレンチポット(ダイソー350ml)  →オイルボトル(セリア250ml) ・計量スプーン ・おしぼりorタオル ・小さめのバケツ(酢に浸す用) ・トング ・温度計(あれば便利) ・ロート(あれば便利) ・ビニール手袋 ・汚れてもいい服装料理で使う道具が多いですが、一度染めに使ったものは、料理には使わないでください。染料は化学薬品なので、道具は染め専用に揃える方が安心です。食用色素で染める場合は共用でもかまいません。 1色で染める。1.生地糸を酢水に浸けます。ウールは繊維に油分を含んでいるので、乾いたままだと液体を弾いてしまいます。染料が繊維の中までスムーズに染み渡るように、あらかじめ酢水に浸けて馴染ませておきましょう。酢は普段お使いの穀物酢でOK。水2リットルに対して10ccくらい入れます。30分ほど浸けたら、いったん鍋から出して水気を軽く絞っておきましょう。2.染色水を用意します。糸を酢水につけておく間に、染色水1カップを用意します。染料は、色や会社のブランドに関係なく、水1カップに対して染料を小さじ1杯の割合で溶かします(これを基準にもっと薄く、とかもっと濃くなど、ご自分で調整しても構いません)。染料の粉を吸い込まないようにマスクを、手を汚さないようにビニール手袋を着用しましょう。計量カップ(500ml)に酸性染料粉末を小さじ1杯入れ、少量のぬるま湯を加え、粉末を溶かすようによく混ぜます。1/2カップの熱湯を注いでよく混ぜた後、1カップになるまでぬるま湯を加え、さらによく混ぜ合わせます。染料を何種類か混ぜ合わせて好みの色を作る場合は、それぞれの色の染色水をまず容器に作ってから、少しづつ混ぜ合わせて色を作っていきます。実際の色味はふきんやタオルに色を少し垂らしてみると、繊維を染めた時の色がイメージしやすいです。3.染めましょう。染色水の用意ができたら、鍋に2リットルの水を入れ、用意した染色水を入れてよくかき混ぜます。そこにねじりを解いたかせ糸を入れます(結んである糸はそのまま)。コンロに火を入れゆっくり少しづつ温度を上げていきます。火力を調整しながら、ゆっくりとした煮沸を維持します(90~95度くらい)。色ムラをなくすために、トングなどで鍋の中のかせ糸を静かに動かし、染液を循環させます。鍋底に長く置いたままにすると、染料の吸収にムラがでるので気をつけましょう。濃淡を楽しみたいならそんなに気をつけなくてもいいかもしれません(電気コンロの場合は95℃に設定します)。ぐつぐつと煮立ってくると、染料が糸に染着して、水の色が透明に近くなるはずです。それを確認できたら、火を消して自然に温度が下がるのを待ちます。ゆっくりと温度を下げないと、糸が硬くなるので、鍋はコンロの上に置いたまま、自然に熱が下がるのを待ちます。ゆっくり温度を下げた糸は、乾燥後にウールがふわりとふくらみます。4.乾燥させましょう。手で触れるくらいの温度になったら、ぬるま湯で洗います。ウール用洗剤は必要ありません。手で絞った後吊り下げて陰干しします。段染めに挑戦! 1.は1色染めと同じです。2.染色水と糸を用意します。お好きな染料を2色用意します。糸にスペックル(色の粒々)を入れたい場合は、そのための染料も計量スプーンに小さじ1くらいとっておきます。それぞれ小さじ2を水2カップで混ぜておき(混ぜ方は1色の時と同じ)、ドレッシング入れ(もしくはオイルボトル)にロートを使ってそれぞれ移します。浸けておいた糸を軽く絞り、鍋に楕円状になるように入れて、ヒタヒタくらいの水を入れます。3.染色水を染め分けます。最初の色を染めます。縞々になるよう、ボトルの中の染料を毛糸に染ませていきます。表面だけではなく、中にも染み込むように(この時あまり大きく糸を動かさないように)。コンロに火を入れて温度をゆっくり上げていき、鍋の水が小さく震えて色が透明になったらトングで裏返し、同じように裏側も染めていきます。水の色が透明になったら2色目を同じように両面染めます。4.スペックル(粒々)を散らそう。スプーンですくっておいた染料の粉を、少しづつカセ糸の上に散らします。この時、粉が溶けずに糸に定着するまで、糸や水を動かさないように気をつけます。染料が糸に染着して、水の色が透明に近くなったのを確認できたら、火を消して自然に温度が下がるのを待ちます。ゆっくりと温度を下げないと、糸が硬くなるので、鍋はコンロの上に置いたまま、自然に熱が下がるのを待ちます。ゆっくり温度を下げた糸は、乾燥後にウールがふわりとふくらみます。4.乾燥させましょう。手で触れるくらいの温度になったら、ぬるま湯で洗います。ウール用洗剤は必要ありません。手で絞った後吊り下げて陰干しします。

amuhibiオリジナルチェックシート 無料ダウンロードのご案内

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amuhibiの教室で使っているチェックシートを無料でダウンロードできるようにしました。ショップで「チェックシート」と検索して、カートに入れて決済画面までお進みください。無料ですのでご請求はありません。チェックシートは特に目の増減をする時に便利です。まずはパターンや編み図を見ながらチェックシートに書き写して、それから編んでみましょう。楽に迷わず編み進めることができるのでミスも少なくなりますし、リズムを崩さず編めるので、編み地もきれいに揃いやすいです。何より楽しく編めますよ。たくさんの方にお使いいただけると嬉しいです。

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